「性能について」

断熱気密

断熱・気密について

夏は涼しく、冬はエアコン一台で家中暖かい、そんな心地よい空間を作ります。

断熱性だけでなく気密性もあげることで、エアコンによって空調された室内の温度が外気温に左右されにくく、室内の上下温度差が少なくなり一年を通して快適な室内温度が保てます。
また外気温の影響を受けづらいということは、少ないエネルギーで室内の温度を快適に保つことが可能であり、冷暖房費を節約できるので地球にも優しいです。

断熱性・気密性を共にきちんと満たすことで、壁内の結露を防ぎ、カビを発生させず、構造躯体の腐食を防ぎ、家を長持ちさせることができます。

当社は断熱レベルをHEAT20のG2グレード(6地域でUA値0.46以下)を基準としています。
これは国が設定した断熱等級の最上位である4からさらに50%ものエネルギーを削減することができる断熱グレードとなります。

これは私たち家族の実体験なのですが、以前の家は断熱性能が低く、常にエアコンをつける必要がありました。
冬の窓は常に結露し、クロスにはカビが生えやすく、当然空気も汚れているため、子どもは年中咳に悩まされ、常に病院に通っている状況でした。

そこで新しい家は断熱レベルをHEAT20のG2グレードにし、エアコン1台を朝晩のみ稼働するだけで温かい環境にし、仕上げ材を自然素材にました。
すると咳がおさまり、病院にかかることもなくなり、悩まされていた窓の結露、カビの悩みからも解放されました。
もちろん断熱性能を上げることはコストアップにも繋がるのですが、光熱費自体が下がり、病院に行くこともなくなったので、生涯コストとして換算するとむしろ安くなっていることが計算できました。

目に見えないところほど大事です。
しっかりと気密・断熱を施工し、そこに採光、通風、蓄熱、換気等の自然を取り込む計画がされてはじめて快適な心地よい空間が出来上がります。