ああしたい、こうしたい。
あれもいい、これもいい。

あれこれと希望を詰め込み、そうこうしていると当初予定していたイメージと異なってしまった、なんて経験は少なからずあると思います。

たとえば好きな服だけを着たり、好きなインテリアだけを飾ったり。
それはそれでよいのですが、大事なのは何事もバランス。
好きなものという共通点だけでは、そのひとつひとつが活きません。
まず考えることは、何を見せたいか、どうしたいのか、物事の中心を考えることです。

クライアント様との打ち合わせでも、まずはあれこれと希望を語っていただきます。
それはとめどなく、際限なくお互いに語り合います。
その中で見えてくる、無意識のうちに大事にしていること。習慣。そして好きなこと。
そこからひとつコンセプトをきめて、設計に当たります。

まずは骨組みをしっかりと組み立てる。
いきなり、好きなもの＝パーツをくみ上げていっても良い家、良い暮らしはできません。
じっくりと話し合い、暮らしの中心を探していきましょうね。