手の内をさらけだす
誠陽建設では主に木造で建てています。
構造材から内装材、下地材や造作家具や建具など、木を使うシチュエーションは多い。
ですので、木の質が家の質に関わってくるといっても過言ではありません。
月に一回、木材市場に足を運びます。
自分の目でみて判断し、良いものを買い付ける。
それは寿司職人さんが市場でネタを買い付けるのと同じように、素材を吟味します。
そして、市場の方々と顔見知りになって、
「今日はいいのはいってるよ」
なんて言われた日には自分も少しはいい目ができるようになったな、って少し誇らしくなるもんです。
最近ではクライアントさんと一緒に製材所まで足を運び、使用する木材を見てもらいます。
繰り返しになりますが木造住宅では木を使うシチュエーションが本当に多いので、製材所を直に見ていただくということはこちらの手の内をさらけ出すということです。
ご自身の家に使われる素材を直に感じていただき、その木を使って家を建てる。
それでこそ、愛着がわくってもんです。