日々の綴りごと

庭に緑を

庭には緑を植えた方がいいという考えです。
どんなにいい建物でも、庭ができていないとなんか裸な感じで恥ずかしいんですよね。
庭には緑を!なんかダジャレのように聞こえますが、庭には緑を植えた方がよいです。
今日は植物屋さんに木やお花を植えていただきました。
軽トラに植栽をたくさん積んで、おはようございます。
少しの打ち合わせをすまし作業にとりかかると、なにもない敷地がどんどん緑であふれていきます。





荒れた土地にみるみると命が吹き込まれていく・・・。
今回はモミジをシンボルツリー的に植えていただくようにお願いしました。
外壁のボイルドーレッドの力強い印象を和らげるように、はんなりと。
また落葉樹だけでなく常緑樹も含めて植えることで、すこしでも掃除が楽になればいいなと考えました笑
庭に植栽を植えると、道路から建物までの距離感が生まれ、ふところが深くなります。
1階は軒を出し、凹ませたところに縁側を作りました。
そこから見る庭はまるで旅館にきたかのようにくつろげるお気に入りの場所となりました。



あえて道路にむけて塀を設けなかったのは、道行く人や近隣の方にもこの庭の風景をおすそ分けしたかったから。
そこで育った子どもたちはそこが自身の生まれ故郷、原風景となります。
塀で囲まれたばかりの家ではなく、自然ゆたかでおおらかな景色のもと大きく育ってほしいという願いです。



豊かな生活は家だけではなく、庭も含めてきちんと計画を。
緑からもらう木漏れ日、風に揺れる音をききながらのんびり昼寝ができる家。