日々の綴りごと

庭のこと

梅雨に入り、益々緑が元気になってきました。
この時期になると、住まいがまるで森の中にある様な佇まいになってきます。







私たちは住まいを建てる際に、植栽の計画も行い提案致します。
豊かな住まいというのはその家だけで成り立つものではなく、周囲の環境になじみ、かつ環境に少しでも寄与することができる住まいを指していると思います。
たくさんある考え方は承知していますが、人は助け合いのもと成り立つ、浮くことなく、浮かれることなく、調和し、ともに歩む気持ちが大切だと考えているからです。
そのためには住まいが自然の一部となり、威張ることなくそっと佇む様にすることが理想なのだと思います。







改めて自然の力は素晴らしいなあと思うことがあります。
朝は庭の木にやってきた鳥の声とともに起き、囀りを聞きながら朝ごはんを食べる。
ただただ庭の植栽を眺め、木々が風にそよぐ音を聞き、涼し気でいいなあと心を鎮める。
そういう気持ちを自分たちだけでなく、周囲の方たちにも感じていただき、少しでもお返しが出来たらいいなあと思っています。

もちろん掃除や手入れは必要です。
ただ、それをすることによって自然と触れ合う機会を持ち、また周囲の方とのコミュニケ―ションを生むきっかけとなります。
自宅はたくさん植えていますが、ご自身が管理できる量をきちんと把握し、少しでも自然を関わる時間を持つことできっと生活も豊かになっていくと思います。
もちろん育て方もきちんとご指導致しますのでご安心ください。








日々育つ庭に世話を焼きながらも頼もしく映る植栽たち。
今日も元気に家を守ってくれています。