2024年の振り返り
2024年も、もう終わろうとしています。
今年も関わってくださった皆様、また私たちを見守ってくださる方々、本当にありがとうございました。
少々私事を。
門脇誠介43歳。
建築の道を歩み出して21年。
これまでがむしゃらにクライアントさんのために豊かな住まいをつくろう、もっと建築と向き合っていこうと、ただ前だけを見て走り続けてきました。
また3代目という立場もあり、先代のやり方を踏襲するのか、新たな方法を模索するのか――。
クライアントの豊かな暮らしをつくるため、また会社としては生き残るために、ただがむしゃらに進んできたつもりです。
しかしこの先の人生を考えたとき、自分に問いかける瞬間がありました。
自分は本当に建築が好きなのか?
この先の命を、この道に費やす覚悟があるのか?
今年はそんな自問自答を繰り返す一年でした。
自分の気持ちを知るため、大好きな中村好文さんとイタリア建築を巡る旅に出たり、時間があれば全国の建築を見て回ったり、建築以外の分野の方々とも交流させていただきました。
ただ無心になり、広い世界をこの目で見てきたつもりです。
そして自分の心と改めて向き合い、探り続けました。
気がつくと、四六時中建築のことを考えるようになり、無我夢中で建築に向き合う自分がいました。
そして、はっきりと気づいたのです。
やっぱり自分は建築が好きなんだ。暮らしを考えることが大好きなのだ、と。
「この命を建築に費やす覚悟がある。」
そう思えたのが2024年の大きな収穫でした。
人生の折り返し地点、建築の道はまだまだこれから!
2025年はこの覚悟を胸に、建築道に邁進していきます。
また、今まで滞っていたHPやSNSでも、私たちの想いや情報をもっと発信していけるよう頑張ります。
皆様今年も本当にお疲れ様でした。
2025年が素晴らしい年になることを願って――
来年も誠陽建設を、そして門脇夫婦をどうぞよろしくお願いいたします。